男性より多い?女性のうつ

男性にはない生理、出産などがある女性は、男性にくらべて2、3倍はうつになりやすいと言われています。原因はいろいろありますが、まずひとつは女の社会的な立場の弱さです。看護師は女性が多い仕事ではありますが、やはり社会は男性優位な状況であり、いまだに「男は外で働くので女は家を守らなくてはいけない」という古い考えが根深く残っているのが現状です。いくら女性看護師が仕事をがんばっても、どうしても女としての役割を強要されることが少なくはありません。そのような環境に女性看護師がいるとストレスがたまり、うつが進行します。

例えば結婚した夫が仕事で転勤になった場合、妻や家族は転勤する地へ同行します。慣れない地で看護師として働くために転職したり、がまんを続けるうちに精神を病んでしまい、うつになるケースが女性にはあります。さらにもう一つ理由として考えられるは、モルモンのバランスです。ホルモンのひとつにセトロニンがありますが、これは気分を楽にしたり不快感を減らす働きがあります。男に比べ女はセトロニンの分泌が少ない上に、生理前はセトロニンが減少するので、いらいらがおさまりづらくなります。

さらに妊娠や出産をするとホルモンが変動するので、ストレスへの抵抗力が弱まります。このホルモンの不安定さが、精神的な不安定さを呼び起こす原因にもなります。社会的な立場、そしてホルモンのバランスにより、精神的な不安定さを引き起こしやすい要因と言えます。